マンモグラフィ
マンモグラフィ
当院では、東芝製FPD搭載デジタルマンモグラフィを導入しました。
FPD搭載により、高画質・短時間検査が実現しました。 FPDとは?
この装置はマンモグラフィ精度管理中央委員会の定めるガイドラインに合格している最新鋭検査装置です。
マンモグラフィ読影および撮影にかかわるスタッフは、「マンモグラフィ読影認定医」および「撮影専門技師」の資格(マンモグラフィ検診精度管理中央委員会が認定)を取得しております。
マンモグラフィとは
マンモグラフィは乳がんを診断する検査法のひとつで、専用の装置でレントゲン撮影を行います。
しこりのある乳がんはもちろん、しこりを作らない乳がんなども白い影や非常に細かい石灰化として見つけることができます。悪性の病気だけでなく、良性のものも見つかります。
検査方法について
乳房を装置で挟みながら圧迫をして、上下方向・左右方向で両方の乳房を撮影するので合計4回撮影します。必要に応じてさらに角度を追加して撮影することもあります。乳房を圧迫しながら薄く広げて撮影することで、より少ない被ばく量で鮮明な画像を得ることができます。
圧迫が痛いと聞くけれど…
圧迫により「痛くないの?」と不安を感じる患者さまも多いかもしれませんが、従来の圧迫板素材よりも柔らかくなり、痛みが軽く感じられるようになりました。
また、痛みを感じる程度は人によって異なりますが、生理前1週間は乳房が張って痛みを感じやすいことがあります。乳房の張りの少ない整理後に受けていただくと、更に圧迫の痛みが軽減されました。
被ばくって大丈夫なの
マンモグラフィの放射線が人体へ及ぼす危険性は、ほとんどありません。1回の撮影で乳房が受ける放射線の量は東京‐ニューヨーク間の飛行機の中で受ける宇宙からの自然の放射線量の約半分です。 また、マンモグラフィで受ける放射線の量はだいたい1~3mGyですが、それに対して妊婦のお腹の中の胎児が奇形などの影響を受ける量は100mGyであるので、比べると格段に少ない量といえます。
注意事項
- 乳房から脇にかけては、絆創膏、湿布薬等を貼らないようにして下さい。
- 制汗スプレー、パウダー等は付けないで来て下さい。
(スプレーやパウダーに含まれる成分が病気に似た陰影に写ることがあります。) - 豊胸術(シリコン挿入・脂肪、ヒアルロン酸注入等)をされている方
胸部の手術(バイパス手術後・ペースメーカ・シャントチューブ・ポート等の挿入)をされた方
妊娠中および妊娠の疑いのある方
上記の方は、事前に医師や看護師、診療放射線技師に相談してください。
白井市の乳がん検診について
白井市乳がん検診、契約医療機関となっています。また、白井市乳がん検診期間外に常時乳がん検診を行っています。
詳しくは、当院健診センターのページを参照して下さい。
乳腺外来について
月曜日午前・金曜日午前に乳腺外来を行っています。
少しでも心配な事がありましたら相談に来てください。
診療日の詳細は、外来のご案内を参照してください